2016年7月13日、横浜で行われたGoogle for Mobileに参加しました。

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【最近の動向】

先日ソフトバンクがARM社を買収したニュースがありましたが、先端企業の視線は今まさにIoTやAIへ集中してきております。Google社も今回の展示で、自動車・TV・ウェアラブルといったモノのインターネット化、VRや機械学習の分野への取り組みを大きく紹介しておりました。その背景には、これまでのスマートフォン及びアプリ市場が、成熟化している状況が伺えます。スマートフォン関連市場は、急成長の時期を過ぎ、緩やかな安定成長期へと移行したということです。このことは、LINE上場の際にも、陣取り合戦は終わったと示唆されたように、業界の共通認識と考えて良いと思います。

【注目の技術】

メインの公演会場で特に重点的に説明されていたのがFirebaseというフレームワークです。これは非常に開発者フレンドリーな、分析、認証、データベースなどの機能を一括して提供するパッケージで、自前でサーバーを構築する必要がなくなるなど、開発効率を格段に良くしてくれる優れものです。これまでの障壁が取り除かれ、より利便性の向上を実装しやすくなったため、機能強化やUXにも好材料となるものです。当社の「フォトプレーヤー」には、既にFirebaseを実装してあります。これにより、ユーザー様からのフィードバックを可視化し機能やUX等の改善に向けて役立てることができます。

その他、Android TV, Android Auto, VR, TensorFlow, Cloud Visionといった最先端の技術が紹介されておりましたが、これらはIoT、機械学習によるアプリの拡張性を大いに期待させる内容でした。今まさに日進月歩で成長過程にある「ドキドキ」・「ワクワク」する技術群ということで、このような研究開発分野のプロジェクトに参画できたら素晴らしいことだと思いました。

【今後の展望】

さて、以上のような状況を踏まえて今後の展望を考えた場合、我々ソフトウェア開発者が進むべき道が自ずと見えてきます。第一に、スマートフォンアプリについては、新規開発するよりは、ある程度育った既存のアプリをより成長させていくことに重点をおくべきでしょう。第二に、市場から要求が高まっているIoTへ注力すべき時期にきていることから、今までアプリで培った開発技術を積極的にIoTへ応用して、新規開発していくことです。Google for Mobile全体を通じて、大きく分けてそれら2つの方向性が示されていることを実感しました。弊社としてもこの展望を見据えた事業活動を行いたいと考えております。